カナダに最初に住んでいたのは先住民の人々で、アジアから数千年前にシベリアとアラスカを結ぶ陸の橋を渡って到着したと考えられています。

1497年にフランスとイギリスから探検家が到着し始めました。代蕪Iな探検家ではジョン・カボット（ヘンリー7世が派遣）、ジャック・カルティエ、サミュエル・ド・シャンプレーン、ヘンリー・ハドャ涛凾ｪ知られています。17世紀初頭に両国の定住入植地が建設されました。

1867年7月1日にカナダは、オンタリオ、ケベック、ノバスコシア、ニューブランスウィックの4つの州から成るカナダ自治領になりました。マクドナルド卿が初代の首相に就任し、その後、他の州や準州が順次カナダに加わりました。

1885年にはカナダパシフィック鉄道の線路建設最後の釘が打ち込まれました。カナダの多彩な景観をぬって走る全国縦断鉄道の貫通は、この若い国を西から東の海岸線までつなぐ夢を実現しました。

第二次世界大戦までは移住者のほとんどがイギリス諸島または東ヨーロッパの出身でしたが、1945年以降、南ヨーロッパ、アジア、南米、そしてカリブ海諸国からの移住者が増え、特にアジアの太平洋地域出身者が最も多く、カナダの豊かな文化告ｬがいっそう厚みを増しました。

今日ではカナダは10の州と3つの準州から成り、国民のほとんどが世界中に先祖をたどることができます。最新の国勢調査では、国民の42％を占める1100万人が、自分自身を英国系もしくはフランス系以外の民族出身であるとしています。