カナダで日常生活にかかる費用の例は下記の通りです。
• バス代片道（市内） $2.00 - $3.00
• 市内電話 $0.25
• レストランでの食事代　一人当たり $10.00 - 25.00
• 映画 $8.50 - $12.00
• 国内郵便（定形封書・はがき）$0.52
• 国際郵便（定形封書・はがき）$1.55

税金
州によっては州の物品サービス税がかかるところがあります。これとは別に全州で購入品の大部分に6％の連邦物品サービス税（GST）を課税しなければならないことになっています。一時滞在者にはカナダを離れるときにGSTの一部が還付されることがあります。これには制限があり、レシートのオリジナルも提出しなければなりません。詳細はカナダ歳入庁、もしくは留学先の学校へ問い合わせてください。GST還付の申請書は空港の案内カウンターやほとんどのショッピングモールに置いてあります。

通貨と銀行利用

お金と計量 
カナダではメートル法が使われています。通貨の単位はカナダ㌦。1ドルは100セントです。最も流通している紙幣は $5、$10、$20、$50、そして$100 札です。硬貨は、1セント（ペニー）、5セント（ニッケル）、10セント（ダイム）、25セント（クォ－ター）、$1（ルーニー）、そして $2（テューニー）です。$1と$2の硬貨はこの10年間で導入されましたが、まだ紙幣も出回っており法定通貨とされています（コレクターズアイテムにもなっています）。カナダの紙幣は見分けがつきやすく、額面ごとに紙幣の色が違います。

銀行と両替
両替のレートが一番よいのは銀行の場合が多いのですが、現金やトラベラーズチェックの両替には少額の手数料がかかることがあります。料金表は税込の額ではない場合が多いので留意してください。銀行は、通常、月曜日から金曜日の昼間（9時から5時）のみの営業のため、カナダへ出発する前に少しだけカナダドルの現金に両替して持参するとよいでしょう。他の両替方法は銀行よりも幾分高くかかります。ホテルや店舗、両替ブースなどの両替サービスの場合、レートが最も高いか手数料がとても高くつきます。いずれを利用する場合も、両替する前にその他の料金がかかるかどうか必ず聞きましょう。

店舗や商店ではカナダドルの他にアメリカドルが使えるところもあります。他の通貨はすべて両替しなければなりません。

銀行およびATM
カナダでは銀行やATMがいたるところにあり便利です。大きな都市では見つけるのも簡単ですし、クレジットカードやトラベラーズチェックよりも便利です。通常のキャッシュカードやクレジットカードを使ってATMで現金を引き出すこともできます。現地の銀行で口座を開くと発行してもらえるキャッシュカードは、カナダでは多くの店舗で生鮮食料品や衣服などを購入するときに使えます。

尚、銀行では様々なサービスを顧客に提供しています。両替、パスポートを保管する貸し金庫、そして普通預金口座も開設できます。カナダ人の多くは銀行が発行している個人用の小切手を使って公共料金の支払いを行っています。

トラベラーズチェックとクレジットカード
旅行するときは（安全のために）トラベラーズチェックを使うことを薦めます。トラベラーズチェックはカナダの大手銀行で扱っています。盗難に遭ったり紛失した場合に再発行が簡単です。ほとんどの店舗、ホテル、レストラン、観光名所でトラベラーズチェックとクレジットカードの両方を使用できます。

クレジットカードの場合、決済が行われた日の換算レートが利用明細に自動的に記載されます。カナダ到着後、クレジットカードを申込むこともできます。クレジットカードの利用高は月末が支払い期限になっており、未支払い分には利子がつきます。